お正月寄せ植え講習会12/17

こんにちは、店主のみやざきです

昨年に続き、講習会のご依頼をありがとうございます

荘川の冬は厳しいので、今年は寒さに強いお正月風の玄関向きの寄せ植えを作りたいと思います

コンパクトですが素敵な花言葉を持ち趣のある寄せ植えに仕上がっています

黒松は長寿、南天は福をなす、ヤブコウジが明日への幸福、葉牡丹が祝福など

いかにもお正月向きな取り合わせですが、いつものように選んで植えられるよういくつかの品種も持っていきます

今回はお正月風に苔はりと化粧砂の装飾もも行う予定です

ぜひ素敵な作品に仕上げて良いお正月を迎えて下さい

ではレッツチャレンジ

 

材料

資材材料紹介

 

鉢   ボタニーバルカボール楕円型

    丈夫で質感も良く、色合いも似合います

用土  培養土、赤玉土小粒、寒水石、苔

 

植物材料紹介(見本材料)

 

黒松    寒さに強い品種、ぐり松仕立て

南天    冬期は紅葉し春~秋は常緑を楽しめます

ヤブコウジ 昔~百両など縁起物の実物として使われます

      *今回の品種は実はイミテーションです

葉牡丹   多様な品種があり別名ウインターローズ

      今回は紅白で用意しております

他いろいろお好みで選べます

1)植え込みの準備と配置決め

まず植物を4品種選びます

*4合わせ(4品種寄せ)幸せ盛りと呼んでます

 

鉢の底に底網、底石、用土をかるく少し入れます

 

主に背の高いものを後ろ側に等配置をまず決めます

 

それぞれの顔(植物の正面を向けます)も大事です

 

配置が決まったら植え込みます

 

ポットを取り根元を軽くほぐしておきます

 

分けて植えられる植物はあらかじめ分けておきます

 

後方に配置するものから配置して行くとバランスが取りやすいですよ

2)植え込み、苔はり

葉牡丹とヤブコウジは好みでばらして植えられます

 

植物を配置し終わったら周りに用土を入れます

 

葉牡丹など高さやバランスを考慮しながら、植物の良い部分が重ならないように配置を微調整しましょう

 

用土は鉢の9分目位までに、表面が平らになるようにしましょう

 

次に苔はりを行います

 

苔はふちをおさえて貼り付けることでふくらみのある形に仕上がります

 

植物の根元まわりに配置すると見栄えが良くなります

 

苔を配置した場所以外は赤玉土を化粧砂として入れます

*赤玉土は水やりの目安にもなります

 

最後に寒水石をひきます

 

3)完成です

化粧砂をひいて水洗いをして完成です

 

苔をおさえながら植物それぞれのバランスを微調整して下さい

 

苔は乾燥に弱いので水やりは苔を湿らせるようにしましょう

 

見本の植物で選択した方は野外置きも可能です

 

花物を選択した方は明るい玄関内を選びましょう

 

お正月風ではありますが春まで楽しめます

 

3月半ば以降はばらして春向きに作り直してみましょう

 

*写真左は後方から見たイメージです

4)記念撮影

sample
テキストを入力してください。

5)作業風景

sample
テキストを入力してください。

管理方法

置き場    0℃以下にならない玄関前や明るい玄関内向きです

       特に花の咲く植物を選択した方は出来る限り明るい場所を選びましょう

       *暖房のかかっているお部屋は向きません (間延びしたり害虫がわきやすくなったりします)

水やり    上記の場所に置いた場合4~5日に1度くらいがおすすめです

       冬の時期は乾燥しやすいので乾いたらたっぷりと与えましょう

肥料他    月に1度くらいを目安に与えましょう

       鉢植えは化成肥料が向いています

その他    剪定は来春まで必要ありません

       来春以降は植え替えを行い、次は春向きの植材で春向きの寄せ植えに作り替えましょう

       *わからない場合は、当店にお持ち込みの上お気軽にご相談ください

 

寄せ植えは作っただけではなく、その後育てて大きくしてこそ楽しめますよ 

ぜひ育てて大きくして、より素敵な作品に仕上げて下さい