寄せ植え講習会 2025/12/18

皆さん、夏の講習会では暑い中をありがとうございました

恒例の冬の寄せ植えですが今年は新製品の質感の高いスタイリッシュな鉢を使って行いたいと思います

内容は冬の室内向きのお花を使ったお正月風寄せ植え作りにチャレンジしてみましょう

毎年取り組まれているベテランの皆さまに今回は一味違った装飾を楽しんでもらおうと思います

それではレッツチャレンジ

材料

資材内容

植木鉢  スズキ産業 新製品 ◯21型鉢

用土   培養土

     化粧砂各種、苔他

 

見本植物紹介

実付きヤブコウジ

ローズマリー

シクラメン

ヒイラギ他 

当日は各種植物を用意しますのではお好みで選んで下さい

1)植え込みの準備

底に網をしき、鉢底石を少し入れます

用土をかるくいれます

 

まずは植物の選択をしましょう

*今回植物は4種類選べます

 

背の高いものを後ろ側に等まずは配置を考えてみましょう

ヤブコウジは本物の実が付いているので、実が隠れないように配置しましょう

*実の付近の葉を少し取り除くと実が良く見えます

 

続けて各植物の根元を軽くほぐしておきます

*写真左の左側

 

シクラメンは根元より上部の球根周りを出しましょう

*写真左の右側

 

各植物の赤葉などのお掃除もこの時点でおこないましょう

*出来上がりの完成度がきれいに仕上がります

 

2)植え込み

配置が決まったら、植え込みを始めます

まず後ろ側から手前に向かって植えます

 

あらかじめ根をほぐした株を順番に植えていきます

*配置の高さなどバランスをとって植えましょう

 

植物はそれぞれ今一番見栄えの良い向きがあります

それを植物の顔と言い例えば実物なら実がよりたくさん見える向き

花物ならば花つきの良い向きなど、みんなの顔が一番いい向きになるように意識して配置しましょう

 

4種類の配置が出来たらすき間に用土を詰めていきます

*用土を入れる位置を手前に向けてしっかりとすき間のないように入れます

*用土がある程度入ったら鉢を軽くたたいて用土をならしていきます

 

3)化粧砂を入れて完成です

最後に表土のお化粧をします

お正月風に作られた方は苔や寒水石で装飾してみましょう

*苔は表土に付着できるようしっかりと押さえをきかして張り付けます

*全体的に張るのではなく植物の根元を中心に張りましょう

 

すき間には赤玉土を入れます

 

苔は寄せ植えの内容次第で考えましょう

 

その他の化粧砂も用意してありますのでご利用ください

 

装飾が終わったら完成です

最後に用土の表面にうすく化粧砂をのせます

写真は赤玉土の小粒です

赤玉土は水が乾くとうすい色に変わりますので、水やりのタイミングがわかりやすいですよ

化粧砂をのせたら、完成です

4)記念撮影

5)作業風景

皆さま今日の講習会お疲れさまでした

皆さまとはもう10年以上のお付き合いとなりますね

本当にいつまでも若くてお元気な方たちにいつも元気をもらってます

今日も13人の方たちと楽しく講習会をおこなうことが出来ました

それぞれの思い思いの素敵な作品を作られてましたね

これからも元気な皆様に会って楽しむことを願ってます

本日は本当にお疲れさまでした

管理方法

置き場   明るい玄関内が向いてますが、暖房が効きすぎてない明るい場所ならば室内も楽しめます

      野外に置きたい場合には5℃以下にならないように管理が必要です

水やり   上記の置き場の場合4~5日に1度くらいが目安です

      *環境や暖房器具などにより多少変わります

肥料    化成肥料を1月に度くらいの割合で与えましょう

その他   2ヶ月に1度くらいピンチ作業を行うと良いでしょう

 

*わからない事や手直ししてほしい所があったら遠慮なく聞いてください

*お持ち込みいただければいつでも対応しますね、楽しんで育てて下さいね!